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 母親(故人)の水俣病認定申請を熊本県が放置し、21年後に棄却したのは違法として、熊本県水俣市の農業、溝口秋生さん(76)が県を相手取り、棄却処分の取り消しと県に認定の義務づけを求めた「水俣病溝口訴訟」で、熊本地裁(亀川清長裁判長)は25日、取り消し請求を棄却し、義務づけ請求を却下する原告敗訴の判決を言い渡した。 現行の水俣病認定基準を事実上否定した04年の水俣病関西訴訟最高裁判決後、初の水俣病を巡る司法判断。特に県に認定を命じるよう求めた「義務づけ」を地裁が認めるかどうかが注目されていた。 溝口さんの母チエさんは1899年、水俣市で生まれ、市内の水俣病多発地域の農家に嫁いだ。海が近く魚介類を多食しながら農業と家事を切り盛りし、11人の子供を育てた。


体調を崩して、74年に水俣病認定を申請したが、認定に必要な検診が完了する前の77年に死亡した。 県は94年に生前のカルテなどを探す作業を始め、95年に「判断する資料がない」として申請を棄却した。溝口さんは国に行政不服審査請求をしたが、退けられ、01年に「県は意図的に申請を放置した」などと主張して棄却取り消しを求め提訴。05年には、県に対し認定を命じるよう求める「義務づけ訴訟」を追加提訴した。 溝口さん側は「県側が言う『資料がない』とは現行基準に沿った資料がなかっただけ。チエさんには感覚障害があり、最高裁判決などに従えば水俣病」「そもそも認定基準は医学的に誤りで、患者切り捨てに使われた」などと主張した...

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(引用 livedoorニュース)








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