水俣病の認定申請から21年後に棄却とした熊本県の処分の適法性などが争われた水俣病溝口訴訟で、原告の溝口秋生さん(76)=同県水俣市=は28日、請求を退けた熊本地裁判決を不服として2月6日に控訴することを明らかにした。
水俣市役所で会見した溝口さんは、「このまま引っ込めば自分がやってきたことがうそになる」と語った。同席した山口紀洋弁護士は「判決は事実の分析、論理的な議論をしないまま結論を出すずさんな内容。
原告本人の意志も固く、控訴の態勢も整った。しっかりと闘いたい」と話した。
溝口さんは、母チエさん=1977年死亡、当時(77)=の処分取り消しと認定義務付けを求めて2001年に提訴。25日の熊本地裁判決は「水俣病と認める証拠がない」として原告の主張を退け、長期間の行政処分の遅れについても「悪質性はなかった」などと県側の主張を認めた。
=2008/01/29付 西日本新聞朝刊=
(引用 yahooニュース)
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